自分のウリとなるスキルは何か

自分のウリとなるスキルは何か考えよう

 30歳での転職は、その後のキャリアビジョンを明確にしたうえで行うのがポイントです。これまでのキャリアを振り返り、自分の強みと弱み、今後どんな仕事をしていきたいのかを明確にすることで、応募すべき求人がわかります。とはいえ、転職は自分の希望だけで進むものではありません。

 キャリアアップの転職を果たそうと思うなら、企業に自分を認めてもらえるように、自分のウリとなるスキルを見つけることが大事です。そのためにも、転職活動を始める前に、しっかりキャリアの棚卸しと自己分析をするようにしましょう。

 仕事をしていると感じると思いますが、自分が好きなことは、必ずしも得意なことではありません。ビジネスマンとして、昇給や昇格、仕事のスケールアップを目指すなら、好きなことより、得意な分野で勝負をする方が、希望が叶いやすいのが現実です。

 そこで、これまでの仕事の実績を振り返り、職務としては何が得意なのか、組織の中ではどういう位置づけなのかを、冷静に振り返ってみてください。すると、他人より自分が優れていると思えるポイントが見えてくるはずです。

企業側がイメージしやすい具体的なスキルを示すためのポイントとは?

 もし、あなたのウリとなるスキルを企業に理解してもらいたいなら、応募書類や面接できちんとプレゼンしなければなりません。では、あなたを知らない企業の採用担当者に、持っているスキルを具体的に伝えるためには、どんな点に気を付けたらよいのでしょうか。それは、数値や実例を盛り込んで、イメージしやすいように表現することです。

 例えば営業職なら、目標数字と実績数字、達成率を数値で盛り込むことで、自分の実績を客観的に伝えることができます。例えば経理や財務なら、社内のコスト削減の方策と節約できた金額を例に出せば、知識がなくても理解しやすくなります。そうした、専門知識がなくてもわかりやすいエピソードとともに、自分の強みであるスキルをアピールするのです。

 また、社内で職位についていなくても、リーダーシップを発揮した経験があれば、それも盛り込んでおく方が、自分に価値づけできます。専門用語は使わず、わかりやすい言葉で、自分が持つスキルを伝えるように心がけましょう。