5つのステップで進める30歳の転職活動

 30歳の転職希望者を取り巻く環境は、決して盛況とはいえません。しかしこれは何も30歳に限ったことではありません。どの年代も総じて売手市場とはいえません。確かに有効求人倍率は1倍を超えるまでになった、と政府は誇らしげにいっていますが、それは一部の大都市に限ってのことで、日本全国でみたら、決してそういう状況とはいえません。「有効求人倍率が1倍を超えた」というニュース等に踊らされて、満を持したように転職に向かう人も含めて、冷静な目でミスマッチのない転職をしたいものです。ここではそのためのアドバイができればと考えています。

30歳の転職活動準備

 30歳といえば高卒ならおよそ12年、大卒なら8年程度の社会経験を有していますので、基本的には実務経験と一定のスキルの高さをアピールできるものと思われます。要は、こうした実務経験等を如何に効果的に求人企業の目に、心に留まらせることができるかです。そのコツをアドバイスしてくれるもっとも適切な場所は、リクルートエージェントやパソナキャリア、マイナビエージェント等の人材紹介会社といえます。まずはこうした機関に登録することから始めましょう。


【参考記事】
30歳の自己分析はどうすればよいのか
30歳の企業研究について
30歳の市場価値について
30歳の休職中の転職活動は非常識で危険な行為と言われる理由
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人材紹介会社での求人探し

 人材紹介会社では求人情報の提供且つ求人企業の面接官の癖、求める人材像、職場環境、離職率、男女比、福利厚生、収益面等、かなり細かい情報までつかんでいる場合が多くあります。こうした情報を得ることが出来れば転職の力強い武器になることは間違いありません。また、自分を活かすための適性等についても知ることができたりします。


【参考記事】
求人情報媒体を併用する
30歳の転職エージェント活用法
転職サイトの求人票を見るポイント

応募書類は最初の関門

 履歴書や職務経歴書は、採用試験に進むことができるか否かの最初の関門です。採用の最大のカギは面接だと思うあまり、この応募書類の作成に手を抜いていては、肝心の面接まで進めないことはいうまでもありません。30歳の転職といえば、採用側にとっては即戦力を期待しますから、特に職務経歴書は重要となります。市販本からポイントを掴むのもいいですが、万人向けに書かれていますので、できれば応募者のスキルや希望等に合致した書類作成が大切になってきます。それにはやはり人材紹介会社の助言を得るのが最善の方法といえるでしょう。


【参考記事】
30歳が履歴書で見られるポイント
30歳が職務経歴書で見られるポイント
履歴書・職務経歴書で悩んだ時の解決方法


面接で自分をアピールする

 面接では、即戦力たる自分をアピールしたいものです。とはいっても力み過ぎたり、延々と手柄話をするのはタブーです。ここはやはり求人側が求める人材像を熟知している人材紹介会社を介して応募することで、より効果的な即戦力としてのアピールができるように努めましょう。


【参考記事】
面接でよくある質問
30歳が語るべき志望動機
30歳の面接対策について
圧迫面接なんか怖くない!採用担当の意図と対策を知っておこう

退職と入社の準備と注意点

 今回が始めての転職であればですが、学卒後10年前後勤めた会社ですから、その間には退職者の何人かは目にしてきたことでしょう。その時、在籍者から非難を浴びたことは繰り返さないようにしましょう。退職希望日の何日前に退職願を出せば少なくとも現職場に受け入れられそうか、引継は絶対必要、貸与品も残らず返却しなければならない等、辞める際のビジネスマナーを果たしましょう。そうすることで、初めて前向きな入社準備を迎えられるようになるのです。


【参考記事】
退社の理由をどう伝えるか
転職先での入社の挨拶
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